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熱海土石流

静岡県熱海市伊豆山地区で2021年7月3日、大規模な土石流が発生しました。26人が犠牲、1人が行方不明に。

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老舗の鮮魚店、自慢の干物 オンライン販売で再起図る 熱海土石流

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オンライン販売を開始した魚久の店主、高橋一平さん=静岡県熱海市伊豆山の同店で、渡辺薫撮影
オンライン販売を開始した魚久の店主、高橋一平さん=静岡県熱海市伊豆山の同店で、渡辺薫撮影

 静岡県熱海市伊豆山(いずさん)地区の土石流災害で電気、ガス、水道が止まり、営業ができなくなった鮮魚店「魚久」がオンライン販売を始めた。未知数の分野だったが、常連の声に背中を押され、再起を図る。3日で土石流の発生から1カ月。住民は以前の暮らしを取り戻そうと、前を向いて動き始めている。【渡辺薫】

 魚久は伊豆山地区で60年以上、住民に愛されてきた老舗。温泉街のホテルや飲食店に魚も卸してきた。店は土石流による被害を免れたが、ライフラインが寸断され、多くの魚を廃棄せざるを得なかった。

 店主の高橋一平さん(38)は一刻も早く店を再開したかった。しかし、父親の照幸さん(66)に「今は地域のために頑張るときだ」といさめられ、消防団員として、災害車両の交通整理や住民のサポートなどにあたった。

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【熱海土石流】

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