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クライミング楢崎智亜は“Ninja” 圧倒的なバネと指の力

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ボルダリングのジャパンカップで男子決勝の第1課題に挑む楢崎智亜=東京・駒沢屋内球技場で2020年2月9日、喜屋武真之介撮影
ボルダリングのジャパンカップで男子決勝の第1課題に挑む楢崎智亜=東京・駒沢屋内球技場で2020年2月9日、喜屋武真之介撮影

 東京オリンピックは8月3日、新競技のスポーツクライミングの男子予選が始まる。その高い身体能力から、外国人選手の間では「Ninja(ニンジャ)」と呼ばれる楢崎智亜選手(25)には金メダルの期待がかかる。

 不規則に並ぶホールド(突起物)に次々と飛びつき、駆け上がるように絶壁を登っていく――。楢崎選手の代名詞と言えるのが「智亜スキップ」だ。そばにあるホールドには手も足もかけず、持ち前の瞬発力で視線の先にあるホールドに飛びつく独自の技。もう一つの通り名は「フィジカル・モンスター」。圧倒的な体のバネと指の力で、難しいコースをねじ伏せる。

 今年3月、登る速度を競う「スピード」のジャパンカップ決勝。95度に前傾した15メートルの壁を5・72秒で登り、日本新記録で初優勝を果たした。その速さに、中継していたアナウンサーも再生映像をみながら思わず「これ(再生速度)は普通のスピードですよ」と脱帽したほどだ。6月にあった複合ジャパンカップでも優勝し、調子は万全だ。

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