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スウェーデンでは若者の選挙の投票率が8割を超えている――。同国で若者政策を研究した両角達平(もろずみたつへい)さんの新著「若者からはじまる民主主義」を読んで、思わずうなった。そんなに高いの?
両角さんが国立青少年教育振興機構研究員として関わった「高校生の社会参加に関する意識調査報告書」も興味深い。日本、中国、韓国、米国の高校生に質問紙やインターネットで聞いたもの。社会問題について、日本の高校生は「私個人の力では政府の決定に影響を与えられない」という割合が83%で4カ国中一番高く、逆に「高校生でも社会を良くしていける」は64%で一番低かった。
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