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第103回全国高校野球選手権

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一球にかける・明豊の夏

/上 センバツの悔しさ糧に 練習から一球に集中 /大分

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選手たちにバッティングを指導する川崎監督
選手たちにバッティングを指導する川崎監督

 「捕れていたら。自分の甘さで負けた」。兵庫県西宮市の阪神甲子園球場のベンチ裏で明豊の幸修也主将(3年)は唇をかんだ。チームは、甲子園で初めて決勝に進み、強豪・東海大相模と接戦を繰り広げた。九回裏1死満塁。勝負の場面だった。内野ゴロでダブルプレーが取れれば形勢が逆転できるチャンス。しかし、相手打者が放った打球は遊撃手の幸主将のグラブをはじいて中前に転がり、はかなくも優勝の夢は破れた。「幸だったからグラブにかすった。普通のショートだったら触れなかった」。幸主将と共にチームを支えてきた副主将でエースの京本真投手(同)は、気遣った。

 「守れないと勝てない。ボールに向かう姿勢は周りで見ていても分かる」。一球の大切さは、川崎絢平監督から繰り返し指導を受けたことだった。それが決勝の大一番で発揮できなかったのだ。黒木日向選手(同)は「捕れるか捕れないかで優勝か準優勝か分かれる。もっと球際に強くなろうと決意した」と振り返った。

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