国内初の商用量子コンピューター、川崎に 東大など実用化目指す

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記者会見に先立って報道陣に公開された、米IBM製の最新の量子コンピューター=川崎市幸区のかわさき新産業創造センターで2021年7月26日午後4時7分、信田真由美撮影
記者会見に先立って報道陣に公開された、米IBM製の最新の量子コンピューター=川崎市幸区のかわさき新産業創造センターで2021年7月26日午後4時7分、信田真由美撮影

 東京大と日本IBMは7月27日、日本で初めてとなる商用量子コンピューターを川崎市のかわさき新産業創造センター(KBIC)に設置し、運用を始めたと発表した。米IBMが開発した最新式のコンピューターで、日本IBMが保守管理を担い、東大が運用の権利を持つ。トヨタ自動車など大企業と連携して量子コンピューターの実用化を目指す。

 量子コンピューターは、原子や光など、波と粒子の性質を併せ持つ「量子」を利用した従来と全く異なる仕組みの計算機。従来型のコンピューターは「0」と「1」のどちらかの状態を表す「ビット」を使って計算するが、量子コンピューターは0と1を重ね合わせた状態を取る「量子ビット」を利用し、多数の計算を並列して処理できるのが特徴だ。

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