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コロナ疑いの搬送困難事案、全国で42%増 現場窮状浮き彫り

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写真はイメージ=ゲッティ
写真はイメージ=ゲッティ

 新型コロナウイルスの急激な感染拡大に伴い、119番の救急搬送で医療機関受け入れまで要請が4回以上になるなどした「搬送困難事案」のうち、37度以上の発熱や呼吸困難を伴う「コロナ疑い事案」が7月26日~8月1日の1週間に全国で991件あり、前週から42%増加した。総務省消防庁が実施する調査の結果で、東京都内では60%増の533件だった。政府が感染者急増地域で入院を重症患者に絞り込む方針を示したものの、自宅療養中の病状急変に対応する救急搬送現場では厳しさが増していることが浮き彫りになった。

 搬送困難事案は、救急隊が医療機関に患者の受け入れを4回以上要請し、現場に30分以上滞在したケース。同庁が県庁所在地など救急搬送者の多い全国52の消防本部を対象に調べ、毎週公表している。

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