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Gender×JAPAN

東京五輪を前に次々と明らかになった日本の深刻なジェンダーギャップ。意識のアップデートのために何が必要?

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公立高入試の男女別定員 撤廃した大阪 普通科は女子の比率増え

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放課後に集まって話し合う旭高校の生徒会役員たち。全校生徒でみると、女子が約7割と圧倒的に多数派だが、生徒会活動では男子が存在感を示している=大阪市旭区で2021年6月、大久保昂撮影
放課後に集まって話し合う旭高校の生徒会役員たち。全校生徒でみると、女子が約7割と圧倒的に多数派だが、生徒会活動では男子が存在感を示している=大阪市旭区で2021年6月、大久保昂撮影

 全国の都道府県立高校で唯一、入試で男女別定員を設けている東京都立高校。男子に比べて女子の方が合格ラインが高い傾向にある実態を、毎日新聞が5月に東京都教育委員会の内部資料に基づいて報じたこともあり、見直しを求める声が高まっている。実は9年前まで似たような制度を残していた地域がある。東京に次いで高校生が多い大阪だ。なぜ廃止に至ったのか。今はどうなっているのか。制度の功罪について、2回に分けて報告する。【大久保昂】

男女比2対3、「克服できぬ課題ない」

 「間隔を空けて並びましょう!」

 6月22日、大阪府立旭高校(大阪市旭区)の本館2階の女子トイレ前には、こんな張り紙が掲げられていた。この時、大阪は、新型コロナウイルスの感染拡大で約2カ月間続いた緊急事態宣言が解除されたばかりで、張り紙は感染防止策の呼びかけの一環だ。しかし、…

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