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橿原市内の9遺跡で2015~18年度に実施された発掘調査の成果を紹介する夏季企画展「かしはらの歴史をさぐる21」が、同市川西町の「歴史に憩う橿原市博物館」で開かれている。弥生~室町時代の出土遺物100点を展示、うち約60点は初公開という。9月20日まで。
展示対象は藤原京の各遺跡の他、一町(かずちょう)遺跡(弥生時代)▽新堂遺跡(古墳時代)▽本(もと)薬師寺跡(飛鳥時代)▽石川土城(どじろ)遺跡(鎌倉~室町時代)。
新堂遺跡の調査では、古墳時代中期の川跡から出土した大量の遺物の中から、初期須恵器や木製の腰掛け(椅子)などを展示。初期須恵器は独特の文様や丁寧な作りが見て取れ、火焔(かえん)形の透かしが施された土器も出品している。
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