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高齢者ワクチン「目標達成」首相自賛 デルタ株で効果相殺の恐れ

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新型コロナウイルス感染症対策の進捗に関する関係閣僚会議で発言する菅義偉首相(中央)=首相官邸で2021年8月4日午後2時49分、竹内幹撮影
新型コロナウイルス感染症対策の進捗に関する関係閣僚会議で発言する菅義偉首相(中央)=首相官邸で2021年8月4日午後2時49分、竹内幹撮影

 菅義偉首相は4日、新型コロナウイルスワクチンの65歳以上の高齢者への接種について「現時点で8割程度が2回の接種をしていると見込まれる」と説明。希望するすべての高齢者の接種を7月末までに完了するとの政府目標を「おおむね達成したものと考えている」と述べた。首相官邸で開いた新型コロナ対策の進捗(しんちょく)に関する関係閣僚会議で表明した。

感染抑止効果 カギ握る20~30代への普及

 首相は、7月末時点で1回目の接種を終えた高齢者が全国で87%、2回目も終えた人は77%になったとし、自治体などからの接種実績報告の遅れを考慮すれば、現時点で8割を超えているとの認識を示した。

 一般も含めた接種は、7月の1カ月間で自治体や医療機関で1日平均約130万回、企業や大学で同約20万回のペースになったとして、「7月末までに行われた総接種回数は9455万回となった」と述べた。そのうえで「今月末には全国民の4割を超える方が2回接種を終えることを目指す」と語った。

 首相は4月23日の記者会見で、高齢者接種の7月末までの完了目標を打ち出していた。だが、64歳以下の感染拡大は続いており、政権にとっては、全世代でのワクチン普及が課題となる。

 4月当時、日本の接種は先進国の中でも遅れ、接種ペースは1日20万~40万回程度だった。このペースで高齢者(約3600万人)に2回打つには、半年以上を要する。焦った首相は…

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