「原爆ドーム守って」描き続ける、障害持つ男性 被爆者から背押され
毎日新聞
2021/8/4 17:46(最終更新 8/4 21:02)
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20年以上にわたり原爆ドームの絵を描き続ける恩田トシオさん(43)=埼玉県秩父市=の作品が、広島市中区東千田町1のイベントスペース「CLiP HIROSHIMA」に展示されている。脳性小児まひで言語や聴力に障害があり、就職にも苦労していた時に訪れた広島で、一人の被爆者に背中を押されて描き始めた。広島を「第2の故郷」と慕い、原爆の悲惨さを伝える作品を生み続けている。展示は7日まで。
被爆前後の原爆ドームを一枚に収めたアクリル画、約30分の1サイズの発泡スチロール製模型など32点が、今年12月の原爆ドーム世界遺産登録25年に合わせて企画された展示会「いま、ここにあるヒロシマ」会場に並んでいる。
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