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産科院長が飲酒し出産手術 乳児は一時生命危機 厚労省「あり得ない」

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院長が飲酒して出産手術をしていたとして保健所から調査を受けている産婦人科医院=愛知県豊橋市で2021年7月31日午前9時55分、川瀬慎一朗撮影
院長が飲酒して出産手術をしていたとして保健所から調査を受けている産婦人科医院=愛知県豊橋市で2021年7月31日午前9時55分、川瀬慎一朗撮影

 愛知県豊橋市の産婦人科・小児科医院「マミーローズクリニック」の男性院長(68)が飲酒後に出産手術をしていたとして、市保健所が同院に注意喚起と改善を求めていたことが4日、保健所などへの取材で判明した。院長は手術前に飲酒したことを認めている。生まれた乳児は頭部に血がたまり、肺や心機能が低下して別の病院に入院し、一時生命の危機に瀕(ひん)した。飲酒が手術に影響を与えたかは不明だが、厚生労働省は「常識的に考えてあり得ない」と話している。

 出産に立ち会った40代の父親は毎日新聞の取材に対し、「医師は赤ら顔で出産に立ち会い信じられなかった。人命を何だと思っているんだ」と憤っており、県警への刑事告訴や民事訴訟も検討している。

 父親によると、乳児の母親は陣痛が強くなったため、7月25日午前5時半ごろ、かかりつけだった同院を訪問。午後7時ごろ、分娩(ぶんべん)室に移動したが、午後8時ごろ、赤い顔をしてアルコールのにおいがする院長が現れたという。

 毎日新聞は父親から飲酒についての院長らとのやり取りの音声データの提供を受けた。それによると、出産当日や翌日、飲酒の事実関係を問い詰める父親に対し、院長は…

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