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村上宗隆 若き「侍」の下克上 野球人の姿勢を育んだ高校時代

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今春のキャンプでユニホームを真っ黒にしながら特守を受ける村上。プロ入り後、内野手に転向した。坂井さんは「プロで一番伸びたのが守備だと思う。バッティングよりも苦しかったと思う」とおもんぱかる=沖縄県浦添市で2021年2月24日午後3時33分、中村有花撮影
今春のキャンプでユニホームを真っ黒にしながら特守を受ける村上。プロ入り後、内野手に転向した。坂井さんは「プロで一番伸びたのが守備だと思う。バッティングよりも苦しかったと思う」とおもんぱかる=沖縄県浦添市で2021年2月24日午後3時33分、中村有花撮影

 初めてその姿を見る人は、東京オリンピックの野球日本代表「侍ジャパン」の最年少メンバーだとは思わないだろう。プロ野球・ヤクルトの21歳、村上宗隆内野手だ。打席でのどっしりとした構えから生み出される力強い打球や、試合中、積極的に仲間に声を掛ける姿勢。その礎は高校時代に培われた。

 「あの子は聞く耳を持っている。そして、切り替えて前に進める子なんです」。熊本・九州学院高時代の3年間、村上を指導した坂井宏安・前監督(64)は教え子をそう表現する。

 2人が初めて顔を合わせたのは、村上が中学3年だった夏の練習見学。九州学院高への入学が決まり、練習解禁でグラウンドに出てきた時の第一印象は「ユニホーム姿が似合う子だな」。体は今より少し小さい180センチほどだったが、「野球小僧」という言葉がぴったりだった。打撃練習では癖のない、素直な打撃を披露した。

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