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人工知能(AI)などの最新技術を駆使して、子育ての手助けをする「ベビーテック」が注目を集めている。一般家庭向けの製品やアプリが充実してきた2021年は、「ベビーテック元年」とも呼ばれている。どういったもので、どのように育児を支えるのか取材した。
1月にオンラインで開かれた世界最大の国際IT見本市「CES」で、日本企業が出品した高さ15センチほどの丸みを帯びた機器が世界を驚かせた。マイクで拾った赤ちゃんの泣き声を分析し、泣いている理由を周囲の大人に教えてくれるからだ。注目すべき製品を分野ごとに表彰する「イノベーションアワード」を受賞したほどだった。
「おなかがすいた」「眠たい」「不快」「怒っている」「遊んでほしい」の五つの感情について、「眠たい65%、不快35%」のように機器に表示する。開発したのはベビーテック企業のファーストアセント(東京都)。AIに150カ国の計20万人を超える赤ちゃんの泣き声を学習させ、推測を可能にした。実際…
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