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「あの日、水をあげられなかった」。広島に原爆が投下された76年前の光景が、今でも脳裏に焼き付き、自分の行為を問い続けている。かつて一度は子どもたちへの証言活動に携わりながらも、自責の念から続けられなかった被爆者の女性が、約40年後の今夏、再び口を開いた。「生の自分をさらけ出すことはつらい。でも、私はもう先が長くない。あの日の広島や被爆者の人生を知ってもらいたい」。初めて記者に言葉を託した。
広島市西区の岡本泰枝さん(86)。爆心地から約4・1キロの広島市南観音町(現西区)の自宅で被爆した。1945年8月6日。当時10歳で、この日は学校を休んでいた。
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