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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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核禁条約参加へ被爆者の声遠く 前例踏襲の政府、核軍縮への道見えず

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76回目の「原爆の日」を迎えた平和記念公園。手前は原爆ドーム=広島市中区で2021年8月6日午前9時16分、本社ヘリから大西達也撮影
76回目の「原爆の日」を迎えた平和記念公園。手前は原爆ドーム=広島市中区で2021年8月6日午前9時16分、本社ヘリから大西達也撮影

 菅義偉首相は6日、就任後初めて出席した広島市の平和記念式典でのあいさつで、核兵器の保有や使用を全面禁止する核兵器禁止条約に触れることはなかった。被爆者団体などは条約への参加を強く求めているが、政府は応じない構えだ。菅首相は核拡散防止条約(NPT)体制の重要性を改めて強調したが、その取り組みは停滞しており、打開の道筋はまったく見えないままだ。

 菅首相は式典で「核軍縮の進め方をめぐっては、各国の立場に隔たりがある」として、核保有国と非保有国との「橋渡し」役を担うことを改めて表明し、「現実的な取り組みを粘り強く進めていく必要がある」と訴えた。米露英仏中の5大国に核保有を認め、その他の国への拡散を禁止するNPT体制に関しては「維持・強化が必要だ。再検討会議で意義ある成果を収め…

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【広島・長崎原爆】

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