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第80期名人戦

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第80期名人戦A級順位戦 山崎隆之八段-斎藤慎太郎八段 第5局の3

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後手よし

 山崎は3分手を止めてから玉を寄ったが、戦地に近づく危険な一着だった。「条件的にはやりたい気がしていた」と斎藤。[後]9五歩から端攻めを決行した。「うっかりした」と山崎。「([先]6九玉ではなく)[先]7九角ならこの仕掛けはない」と悔やんだ。[後]9七歩に[先]同角や[先]同桂は[後]9五香と走られてまずい。斎藤はあっさり角を切り、[後]9八銀と打ち込んだ。角銀交換で駒損ではあるが、8筋が突破できれば不満はない展開だ。

 午後5時。ぱたぱたと手が進み始めた。[先]6五歩には[後]同銀と応じる手もある。(1)[先]7六歩には[後]8九銀不成[先]7九金[後]8七飛成と攻め合い、以下[先]1一角成に[後]6六桂(参考図)が痛打で後手好調。(2)[先]5五角と睨(にら)みを利かす手も見えるが、一旦[後]6二金と受け、[先]1一角成に[後]8七銀成から8筋突破を目指して後手よしだ。棋士室では「後手がやれそう」と声が上がる…

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