特集

広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

特集一覧

長崎被爆者救済「差別か」「死んでしまう」 明言せぬ首相に怒り

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
菅首相(左端)と面会し、要望書を手渡す被爆者団体の代表ら=長崎市で2021年8月9日午後0時50分(代表撮影)
菅首相(左端)と面会し、要望書を手渡す被爆者団体の代表ら=長崎市で2021年8月9日午後0時50分(代表撮影)

 米軍の原爆投下から76年の9日、長崎は台風9号の雨が早朝に上がり、青空が広がり始めた中で平和祈念式典が開かれた。しかし「あの日」を知る人たちの心は晴れない。就任後、初めて式典に参列した菅義偉首相は国の援護対象区域外にいた「被爆体験者」の救済にも、今年1月に発効し核兵器の保有などを禁じた核兵器禁止条約への参加にも触れなかった。6日の広島平和記念式典では対象区域外住民の救済に言及していた。「長崎を差別する気か」。怒りの声が上がった。

この記事は有料記事です。

残り1269文字(全文1486文字)

【広島・長崎原爆】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月

ニュース特集