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北京オリンピック2022

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東京五輪、成功体験か反面教師か 22年北京は、24年パリは

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エッフェル塔に隣接するシャンドマルス公園に建てられた仮設建物。パリ五輪で柔道などの競技場として利用される=パリで2021年8月6日午後4時17分、久野華代撮影
エッフェル塔に隣接するシャンドマルス公園に建てられた仮設建物。パリ五輪で柔道などの競技場として利用される=パリで2021年8月6日午後4時17分、久野華代撮影

 北京冬季オリンピック・パラリンピックは半年後の2022年2月に開幕する。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が収まる兆しはなく、北京では東京五輪も参考にして「コロナ下の五輪」を前提とした準備が進む。一方、24年夏季五輪の開催地となるパリは、巨額の開催費用を投じた東京五輪を教訓に、既存施設などを活用した低コストの大会を目指す。

コロナ対策 北京は日本が「予行演習」

 「東京五輪の経験を参考にしつつ、北京式のコロナ対策を組み合わせる。そのためには、隔離用の通路や壁、臨時の隔離所などを新たに建設する必要がある」。中国メディアによると、北京冬季五輪の施設建設担当者は7月30日の記者会見で、こう強調した。五輪で使う39施設そのものの建設は、ほぼ終えたという。担当者は「(追加の)工事そのものは難しくなく、(開幕に)間に合う」と自信を見せた。

 中国にとって東京五輪のコロナ対策は間近で見る「予行演習」と言える。東京五輪には30人あまりの視察団も派遣し、入念な調査を済ませた。

 習近平指導部にとって、国威発揚につながる北京五輪の成功は極めて重要だ。習氏は5月、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長との電話協議で「冬季五輪・パラリンピックの成功について中国側は十分な自信を持っている。IOCや国際社会と共に、低コストかつ安全で、それでいて華々しい大会開催を確保する」と述べている。

 一方で、…

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【北京オリンピック2022】

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