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熱海土石流

静岡県熱海市伊豆山地区で2021年7月3日、大規模な土石流が発生しました。26人が犠牲、1人が行方不明に。

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熱海土石流 県、不明者公表決断に44時間半 速さと正確性の間で

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安否不明者を捜索する警察官ら=静岡県熱海市伊豆山で2021年7月6日午前7時7分、小川昌宏撮影
安否不明者を捜索する警察官ら=静岡県熱海市伊豆山で2021年7月6日午前7時7分、小川昌宏撮影

 静岡県熱海市伊豆山地区の土石流で、県は安否不明者の氏名を公表した経緯をまとめた。県と市は土石流が発生した7月3日午前10時半ごろから44時間半後の5日午前7時ごろに早期の公表を決断した。点検作業などで、結果的に公表は午後8時半ごろまでずれ込んだ。県は「現場は手探りの中、最善を尽くしたが、もっとよいやり方があった」とみる。今後、作業手順を検証して改善点を見つけ、マニュアル化を目指す。【山田英之】

 安否不明者の氏名を公表する目的として、県は、家族や友人らの不安軽減▽捜索態勢を検討するため、災害規模の早期把握▽無事が確認された人の優先度を下げることによる捜索の効率化――を挙げる。氏名の公表にあたり、川勝平太知事と斉藤栄・熱海市長は「出せる情報は適切な時期に全て出す。情報を出したことによる批判は後日、受けても構わない」という方針を示していた。

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