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13年ぶり五輪「復帰」の野球・ソフトボール 待ち受ける苦難の道

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【日本-米国】金メダルを獲得し喜ぶ日本の選手たち=横浜スタジアムで2021年8月7日、大西岳彦撮影
【日本-米国】金メダルを獲得し喜ぶ日本の選手たち=横浜スタジアムで2021年8月7日、大西岳彦撮影

 東京オリンピックで2008年北京五輪以来3大会ぶりに実施された野球とソフトボールはともに日本が金メダルを獲得した。13年ぶりの五輪復帰を歓迎する声が聞かれたが、両競技は次の24年パリ五輪で再び実施競技から外れる。関係者は28年ロサンゼルス五輪での「再復帰」を期待するものの、世界的な普及の遅れや米大リーグの協力が得られるかなど課題は多い。

アピール成功の声と「五輪効果」継続の難しさ

 「初戦はイタリアの全国ネットで生中継された。奇妙な形のフィールドとそこに立つ選手を見た人々が『これは何だろう?』とグーグルで調べ、『あ、ソフトボールだ』と思う。そうやってソフトボールに興味を持ってもらうんです」

 7月26日、横浜スタジアム。ソフトボール・イタリア代表のグレータ・チェッケッティ投手は記者会見で東京五輪出場の意義を問われ、そう答えた。イタリアは5戦全敗で1次リーグ敗退。それでも、競技が盛んではない母国へ五輪の場からアピールできたという充実感が漂っていた。

 北京五輪後に実施競技から外れた野球・ソフトボールは、東京五輪から可能になった開催都市による追加競技の提案によって13年ぶりに復帰した。パリではこの枠から漏れ、ロサンゼルスで復活するにも1大会限りのこの制度を活用することになる。

 関係者にとって、…

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