デジタル化のトップランナー シンガポールから学べるヒントとは
毎日新聞
2021/8/12 08:00(最終更新 8/24 19:56)
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「スマートシティー」という言葉を聞いたことがあるだろうか。情報通信技術を活用して地域が抱える課題の解決につなげたり、住民が行政の手続きで無駄な時間を省いたりできる「賢い都市」を指す。各国の自治体が整備を急ぐ中で、世界一と評価されているのがシンガポールだ。日本では9月にデジタル庁が発足するが、ピーター・タン駐日大使(53)の言葉にはどんなヒントが隠されているのか。
製造業や金融業で経済成長を果たしたシンガポールでは2014年、国全体をスマートシティー化する「スマートネーション・ビジョン」を掲げた。英ケンブリッジ大で数学を修め、自作のコンピュータープログラミングコードを公開するなどデジタルに造詣の深いリー・シェンロン首相肝いりの計画だ。
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