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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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笑いと怖さ、つなげて「希望」に 原爆の惨禍を伝える「漫才劇」

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戦時中の何気ない日常を漫才で描き出した竹森さん(左)と阿部さん=長崎市で2021年8月11日午後2時22分、中山敦貴撮影
戦時中の何気ない日常を漫才で描き出した竹森さん(左)と阿部さん=長崎市で2021年8月11日午後2時22分、中山敦貴撮影

 吉本興業所属のお笑いコンビ「アップダウン」の阿部浩貴さん(44)と竹森巧さん(43)が11日、長崎原爆の惨禍を伝える約30分の「漫才劇」を長崎市内で初披露した。会場の長崎被災協地下講堂には、大雨にもかかわらず老若男女約70人が足を運び、時に笑い、時に涙を拭いながら2人の公演に見入った。

 2人は北海道出身で芸歴25年。アイヌ民族や鹿児島・知覧の特攻隊をテーマにした作品も演じてきた。長崎被災協の「被爆二世の会・長崎」が2020年7月に制作を依頼した。

 冒頭の漫才では、戦時中も人間味たっぷりに生きた庶民の何気ない日常を、軽妙な掛け合いで紹介し笑いを誘った。次いで、被爆時の状況を想像するために参考にしたという「原爆の図」の解説を朗読すると、シリアスな雰囲気に一変する。

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