新型コロナ 31都道府県、ステージ4 専門家組織「もはや災害時」

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 厚生労働省に新型コロナウイルス対策を助言する専門家組織「アドバイザリーボード(AB)」が11日に開かれ、現在の感染状況について「公衆衛生体制・医療提供体制が首都圏を中心に非常に厳しくなっており、もはや災害時の状況に近い局面を迎えている」と分析した。ワクチン接種が進む65歳以上の高齢者の感染者も増加傾向にある。座長の脇田隆字・国立感染症研究所長は、東京パラリンピックでの観客の入場について問われ、「(ほとんどの会場で無観客開催となったオリンピックと)同じような状況が望ましいのではないかと個人的には感じる」と述べた。

 ABでは、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数について、沖縄(248人)▽東京(200人)▽神奈川(140人)▽埼玉(120人)――など、31都道府県で緊急事態宣言発令の目安である「ステージ4(感染爆発)」(25人以上)を超えていることが報告された。インドで確認された変異株「デルタ株」が東京の感染者の95%を占めると推定され、ABは「ほぼ置き換わった」とみる。

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