アユ ready? カツオに劣らぬ観光資源 高知県が活用施策

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アユを総合的に活用しようと開催された「あゆ有効活用計画検討会議」の初会合=高知市丸ノ内2の高知城ホールで、2021年7月30日午後1時45分、小林理撮影
アユを総合的に活用しようと開催された「あゆ有効活用計画検討会議」の初会合=高知市丸ノ内2の高知城ホールで、2021年7月30日午後1時45分、小林理撮影

 高知県は、天然アユを新たな観光資源として活用するため、「あゆ有効活用計画」を年度内に策定する。アユは美しい川や自然という県のイメージにぴったりなのに、活用度は今ひとつ。カツオに劣らぬ地域振興、観光の切り札として総合的な活用施策をまとめることにした。

 県によると、県内のアユの漁獲量は年間100~140トン程度で、四万十川、仁淀川での漁獲が大半を占める。市場に出荷されるのは年間10~20トン程度で、出荷額は5000万~6000万円。ほとんどが県内で消費されており、県外では東京に年間1トン足らずが出荷されるだけだ。

 観光面では、県外観光客の「川」への期待度は「海」に次いで高いのに、「川の幸」の順位は低い。つまり、「きれいな川を見たい、遊びたい」というニーズは高いが、「アユなどの川の幸を食べたい」というニーズは高くないということだ。直売所の数も少なく、イベントも夏に開催される「四万十大正あゆ祭り」(今年は中止)くらいしかない。

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