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第103回全国高校野球選手権

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最初で最後の夏

京都国際・3年生の甲子園/下 「チーム勝利」へ結束 /京都

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京都国際・小牧憲継監督=京都市右京区のわかさスタジアム京都で、中島怜子撮影
京都国際・小牧憲継監督=京都市右京区のわかさスタジアム京都で、中島怜子撮影

 「先輩たちの悔しい負けを見てきた、3年生の勝ちたい気持ちが(相手を)上回った。野球の大好きな3年生と、少しでも長い夏を過ごせれば」。夏の甲子園初出場を決めた7月28日の京都大会決勝後、京都国際の小牧憲継(のりつぐ)監督(38)が胸の内を明かした。

 今でも覚えているのは2019年夏、甲子園に初めて王手をかけた京都大会決勝でサヨナラ負けをした日だ。3年生は当時1年生。彼らが試合後に涙を流す姿に衝撃を受けた。「当時は誰もベンチ入りしておらず、3年生とはほとんど関わりもなかったはず。ひとごとのように見るでもなく、わあわあと泣き出してびっくりした」

 だからこそ「ここ数年で最も力が無い」と表する3年生が「『みんなでやり遂げよう』という気持ちは1番強い学年」であることは認めている。甲子園でのベンチ入りは、記録員を含む19人のうち2年生は6人にし、他の13人はあえて全員3年生にした。「3年生は『チームとして勝ちたい』と考え、支えてくれている。1、2年生の実力ある選手をベンチに入れ、経験を積ませることもできたが、3年生が導いてくれた甲子園だと思って…

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