DaiGo氏「ホームレスの命どうでもいい」発言 識者「社会壊す」

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メンタリストのDaiGo氏のユーチューブの画像
メンタリストのDaiGo氏のユーチューブの画像

 「メンタリスト」という肩書で活動するDaiGo氏が、動画投稿サイト「ユーチューブ」で「ホームレスの命はどうでもいい」などと、ホームレス状態にある人や生活保護受給者を差別する発言をライブ配信したことから、批判の声があがっている。生活困窮者の支援団体やヘイトスピーチの専門家はこの発言をどう捉えたのか。生活困窮者支援に長年携わる一般社団法人「つくろい東京ファンド」代表理事の稲葉剛さん、差別や貧困の問題を取材するジャーナリストの安田浩一さんに詳しく聞いた。【木許はるみ、山下智恵、塩田彩/デジタル報道センター】

 ※記事では差別表現も取り上げています。閲覧にご注意ください。

 問題の発言は8月7日に<【超激辛】科学的にバッサリ斬られたい人のための質疑応答>と題したライブ配信でのもの。親との関係についての視聴者からの質問に答える形で、DaiGo氏は「僕は生活保護の人たちにお金を払うために税金を納めてるんじゃない。 生活保護の人たちに食わせる金があるんだったら猫を救ってほしいと思うんで。生活保護の人が生きてても僕は別に得しないけどさ、猫は生きてれば僕は得なんで」と語った。

 そのうえで、「猫が道ばたで伸びてたらかわいいもんだけど、ホームレスのおっさんが伸びてるとさ、なんでこいつ我が物顔で段ボール引いて寝てんだろうなって思うもんね。僕は今日辛口なのもあれですけど、ダークなんで。人間の命と猫の命はね、人間の命の方が重いなんて僕全く思ってないからね。自分にとって必要のない命は、僕にとって軽いんで。だから別にホームレスの命はどうでもいいんで」などと述べた。(※文末に発言の詳報)

 DaiGo氏のユーチューブの公式チャンネルの登録者は8月13日現在で246万人。この動画は13日午前10時現在で19万回再生されている。

間接的に人を殺しかねない発言

 一連の発言が拡散されると、ツイッター上では「差別扇動だ」とのコメントが相次いだ。「つくろい東京ファンド」代表理事の稲葉剛さんは「こうした発言を許容すれば社会が壊れてしまう」と強く非難する。稲葉さんによると、生活保護受給者への偏見は根強くあり、…

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