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アフガン政権崩壊

イスラム主義組織タリバンが2021年8月15日、首都カブールを制圧し、勝利宣言。ガニ政権が崩壊しました。

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援軍なし給料なし「どうやって戦えば」逃げ出したアフガン政府軍

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 タジキスタンとの国境に近いアフガニスタン北部クンドゥズ州。6月初旬のある夜、アフガン政府軍兵士のアブドルさん(24)は他の兵士20人と共に林の中で数百メートル先にあるタリバンの拠点を急襲する機会をうかがっていた。

 林に入って5日目。届けられると聞いていた食料や水は来ず、持参した食料も尽きていた。近くの水路の水を飲んで空腹をしのぐしかなかった。「明日にはもう戦えない」。そんなことを考えていた時だった。

 ドーン、シュー、ドーン――。突如、静寂を切り裂いてRPG(携行型対戦車砲)の砲弾がさく裂した。その直後、目の前に数百人はいるとみられるタリバンの戦闘員が一斉に姿を現した。政府軍はタリバン側に急襲を察知され、返り討ちにされたのだ。上官からは「タリバンの人数は最大でも数十人程度」と聞いていた。部隊長が無線で司令官に援軍を要請したが「すぐには送れない」と断られた。

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