戦後76年

遺族会の活動、次世代に 大阪空襲 「空資研」が報告書公表

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「戦争は二度と起こしてはならない」と訴える「大阪戦災傷害者・遺族の会」の伊賀孝子代表=府庁で2021年8月12日午後1時57分、鶴見泰寿撮影
「戦争は二度と起こしてはならない」と訴える「大阪戦災傷害者・遺族の会」の伊賀孝子代表=府庁で2021年8月12日午後1時57分、鶴見泰寿撮影

 大阪空襲で犠牲になった人々の名簿を作成し、ピースおおさか(大阪市中央区)に寄託した「大阪戦災傷害者・遺族の会」と、同会の伊賀孝子代表(89)の活動や資料をまとめた上下巻の報告書が公表された。戦争の悲惨さを記録として次世代につなぐ民間団体「大阪空襲被災者運動資料研究会」(空資研)が2020年からまとめ上げた。

 伊賀さんは1945年3月の空襲で、自宅の防空壕(ごう)から家族で逃げようとした際、焼夷(しょうい)弾の爆撃に遭って母親と弟を失い、父親と共に大やけどを負った。戦後の79年、同会の前身「大阪戦災傷害者の会」の代表を引き継ぎ、国籍を問わず遺族を探して被害を聞き、犠牲者の名簿を作り続けてきた。

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