女子硬式高校野球　甲子園で初の決勝、関係者が雨に気をもむ理由

　兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で初めて行われる第25回全国高校女子硬式野球選手権大会決勝の雲行きが怪しくなっている。第103回全国高校野球選手権大会期間中の休養日を充てることを予定しているが、天候不良が続き、3日間あった休養日は残り1日のみになってしまった。大会関係者は「困っている」と頭を抱える。

　全国高校女子選手権は全国から史上最多となる40チームが参加。準決勝までは兵庫県丹波市で行われ、決勝は当初、甲子園で22日に実施するはずだった。ところが、台風9号や長雨の影響で夏の甲子園は9、12～14日と計4日間が中止になり、休養日も日程変更や消滅に。現在では25日が休養日として残っている。大会関係者は「できれば25日午前中までに甲子園での決勝ができれば」と気をもむ。決勝では神戸弘陵…