いつか誰よりも強く 中3の女子プロレスラー、カノンさん 仙台

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平日は学校終わりに道場に通うカノンさん。週5日の厳しい練習で汗を流す=仙台市若林区で2021年8月2日、藤田花撮影
平日は学校終わりに道場に通うカノンさん。週5日の厳しい練習で汗を流す=仙台市若林区で2021年8月2日、藤田花撮影

 所狭しとリングを駆け回り、勢いよく飛び上がって相手の胸元に強烈なドロップキックをたたき込む。「誰よりも強くなりたい」。昨年11月に女子プロレスラーとしてデビューした「スーパー中学生」ことカノンさん(15)は、厳しい練習に耐えながら頂点に立つ日を夢見ている。

 身長163センチ、体重56キロの中学3年生。仙台市に拠点を置く女子プロ団体「センダイガールズプロレスリング(仙女)」の門をたたいたのは、小学5年の時だった。地元・大崎市の夏祭り会場に特設リングが組まれ、人だかりから「頑張れ」と歓声が上がっていた。吸い寄せられるように近づくと、目に飛び込んできたのは現チャンピオン・橋本千紘選手(29)が繰り出す豪快な技。「何度やられても立ち向かう姿がかっこいい」ととりこになった。

 母親の運転する車で片道1時間かけて道場に通い、体力づくりやプロレスの基本となるマット運動などをみっちり学んだ。中学1年の終わりには「本気でプロレスに集中したい」と仙台市内の学校に転校。「やるからには、プロレス一本で頑張りなさい」と母も後押ししてくれた。

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