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動き出す仏たち

お堂からSNSへ、さらにはロボットに――。広がる仏像の「行動範囲」を追います。

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活用の時代に ドローン仏 宙舞う姿、現代の技術で挑む

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「ドローン仏」を宙に浮かべる仏師の三浦耀山さん=大阪市北区で2021年7月19日、猪飼健史撮影
「ドローン仏」を宙に浮かべる仏師の三浦耀山さん=大阪市北区で2021年7月19日、猪飼健史撮影

 2021年6月、ある仏像の動画がツイッター上で話題になった。畳に置かれた「雲」の上に阿弥陀(あみだ)如来像がすっくと立ち上がり、雲ごとふわりと浮かび上がる。「おきあがりドローン仏できました」のコメントと共に投稿され、8月上旬までに約2万回のリツイートがあり、4万件を超える「いいね」がついた。

 投稿したのは仏師の三浦耀山(ようざん)さん(47)=京都市上京区。7月中旬には大阪市内で仏具職人たちによるトークイベントに出演。三浦さんがスマートフォンを操作すると、甲高いモーター音と共に雲に乗った阿弥陀像が宙に浮いた。来場者からは「すごい」「ありがたい感じ」と歓声が上がる。阿弥陀様は時にくるくると回転しながら会場を飛び回り、やがて地面に降り立った。

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