大雨 各地で被害 長野で土石流、3人死亡 41歳母と息子2人 お盆で団らんの民家直撃

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土石流が流れ込み、中にいた人が巻き込まれた住宅(中央)=長野県岡谷市川岸東で2021年8月15日午前10時46分、武田博仁撮影
土石流が流れ込み、中にいた人が巻き込まれた住宅(中央)=長野県岡谷市川岸東で2021年8月15日午前10時46分、武田博仁撮影

 停滞する前線の影響で15日、全国の広い範囲で大雨となった。長野県岡谷市では土石流が住宅に押し寄せて3人が死亡した。前線は20日ごろまで停滞する見通し。気象庁は、雨で地盤が緩んでいる場所では土砂災害の危険が高まっているとして、警戒を呼びかけている。

 15日早朝、長野県岡谷市川岸東の民家に土石流が流れ込んだ。午前5時25分ごろ、近くにいた消防団員が「土砂が民家に流れ込み、住人が取り残されている」と119番し、家にいた8人が救助されたが、母子3人の死亡が確認された。市などによると、民家の東側は山の斜面で、沢筋に沿って約100メートルにわたり土石流が起きた。

 死亡したのは同県辰野町の巻渕(まきぶち)友希さん(41)と次男の春樹さん(12)、三男の尚煌(なおき)さん(7)の母子3人。民家は巻渕さんの義父の政雄さん(68)の実家で、お盆で他の親族らと集まっていたという。一緒にいた政雄さんは15日、「まさか屋根の上から一気に土石流が来るとは」と、疲れ切った表情で語った。

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