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新型コロナ 府内ハローワーク ネット活用「安心就活」 面接や説明会、端末操作不要 /大阪

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ウェブ面接会に臨む求職者=大阪市中央区の大阪マザーズハローワークで、野口由紀撮影 拡大
ウェブ面接会に臨む求職者=大阪市中央区の大阪マザーズハローワークで、野口由紀撮影

 新型コロナウイルスの収束が見えず、直接会わない「非接触」が推奨される中、府内のハローワークではウェブ面接やオンライン説明会などインターネットを取り入れた求職活動支援に力を入れている。参加者からは「安心して臨める」と好評だ。【野口由紀】

 「我が社を志望する動機を教えてください」。ウェブ会議システムでつながれたパソコンの画面越しに面接官が、スーツ姿の求職者の女性に語りかける。7月13日に大阪マザーズハローワーク(大阪市中央区)で開かれたウェブ面接会。塩の商社「ジャパンソルト」大阪支店の営業事務に応募した5人の求職者が、順番にパソコンに向かっていた。

 パソコンはハローワークの職員が事前に設定しており、求職者は端末操作をしなくていい。コロナ禍で多くの企業が採用活動にウェブ面接を取り入れるが、自宅では背景の映り込みや生活音が気になったり、インターネットの通信環境に不安があったりするという声が多いという。大阪マザーズハローワークの高田優子・統括職業指導官は「従来のように多くの事業所が集まる合同面接会を思うように開けない中、行政としてもウェブ面接会を開き、求職者が企業と出会う機会を確保することが必要。ここではパソコンの設定はスタッフがしており、面接以外の心理的負担を軽減できるはず」とメリットを強調する。

 面接を終えた八尾市の女性(28)は「ウェブ面接は今回で2回目。1回目は自宅からだったが、室内が映り込んでしまう上、通信環境が良くないので会話のタイミングがずれてしまった。ここでは自宅よりもスムーズに面接に臨めた」とほっとした表情を浮かべた。

 大阪労働局によると、昨秋から府内のハローワーク16カ所や関連施設でウェブ面接会やオンラインの会社説明会を実施している。高田指導官は「継続的、定期的にウェブ面接会などを開いて、求職活動を後押ししたい」と話している。

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