特集

第49回衆院選

岸田文雄首相が衆院選を10月19日公示、31日投開票で実施すると表明。短期決戦の選挙戦となります。

特集一覧

首相の「9月解散」、宣言延長で窮地に コロナ対策で続いた誤算

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で緊急事態宣言の延長と7府県の追加を表明する菅義偉首相=首相官邸で2021年8月17日午後6時46分、竹内幹撮影
新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で緊急事態宣言の延長と7府県の追加を表明する菅義偉首相=首相官邸で2021年8月17日午後6時46分、竹内幹撮影

 政府は17日、東京など6都府県に発令中の緊急事態宣言の対象拡大を決定し、兵庫や福岡など7府県を追加した。新型コロナウイルス感染が首都圏にとどまらず全国に広がっているためで、政府内では9月12日の期限までに解除できないとの見方もある。宣言の延長は今後の政治日程にも影を落としている。

 緊急事態宣言の期限を9月12日まで延長する事態に陥ったのは、「自民党総裁選前の9月に衆院を解散する」想定だった菅義偉首相にとって大きな誤算だ。今後、感染状況を見極めて改めて解散時期を探るが、内閣支持率の低迷で自民党内には「菅さんでは衆院選を戦えない」との声も広がりつつあり、党総裁と衆院議員の二つの「任期満了」のはざまで、首相の選択肢は急激に狭まっている。

 「コロナ対応と解散戦略とはあまり関係がない」。自民の森山裕国対委員長は17日昼の自民、公明両党幹部の会談後、記者団にこう強調。首相側近として、宣言の延長と衆院解散は無関係だと火消しに走った。

 これまで首相は、9月5日の東京パラリンピック閉幕直後に衆院を解散し、その余勢を駆って党総裁任期満了(9月…

この記事は有料記事です。

残り932文字(全文1401文字)

【第49回衆院選】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

この記事の筆者
すべて見る

注目の特集