特集

アフガン政権崩壊

イスラム主義組織タリバンが2021年8月15日、首都カブールを制圧し、勝利宣言。ガニ政権が崩壊しました。

特集一覧

米与野党からバイデン氏への批判噴出 トランプ氏「歴史に残る敗北」

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
アフガニスタン情勢について演説するバイデン米大統領=ワシントンで16日、AP
アフガニスタン情勢について演説するバイデン米大統領=ワシントンで16日、AP

 イスラム主義組織タリバンがアフガニスタンの政権を掌握したことで、米軍撤収を進めてきたバイデン米大統領の判断に米国内で批判が高まっている。野党・共和党は「歴史に残る敗北」(トランプ前大統領)と非難し、与党・民主党からも撤収計画の妥当性を問う声が上がった。20年近くに及んだ戦争の「終結」を成果とする算段は外れ、ちぐはぐな対応ぶりが「外交上の失策」と批判されている。

 「私の判断が批判されることは分かっている。しかし米軍撤収の判断を次の大統領に先送りするくらいなら、あらゆる批判を受け止める」。バイデン氏は16日の演説でそう語る一方、撤収の判断は正当と主張。首都カブールの攻防で抵抗する姿勢を見せなかったガニ大統領やアフガン政府軍に批判の矛先を向け、政府側が戦わないのに米軍に戦えと命じるのは「間違っている」と指摘した。

 一方、バイデン氏はトランプ前政権の責任にも言及している。14日の声明では、トランプ前政権とタリバンが今年5月までの米軍撤収で合意していたことに触れ、「米軍の安全な撤収のために短期間の延長(8月までの延長)で取引を守るか、他国の内戦のために増派するかの選択を迫られた」と述べ、この状況を招いたのはトランプ前政権との考えを示した。

 これに対しト…

この記事は有料記事です。

残り915文字(全文1445文字)

【アフガン政権崩壊】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る
この記事の筆者
すべて見る

注目の特集