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足りぬ酸素、相次ぐ家庭内感染 往診医が絶句する自宅療養の現状

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高熱や息苦しさを訴える女性に対し、ステロイド剤の注入や採血を行う菊池医師(右)=ファストドクター提供(画像の一部を加工しています)
高熱や息苦しさを訴える女性に対し、ステロイド剤の注入や採血を行う菊池医師(右)=ファストドクター提供(画像の一部を加工しています)

 新型コロナウイルス感染拡大の「第5波」で、東京、神奈川、千葉、埼玉の首都圏1都3県の医療が逼迫(ひっぱく)度を増している。自宅療養者は16日現在、6万人近くにまで増え、1カ月前の10倍以上だ。保健所や医療機関の対応も滞りがちで、体調急変時に適切な医療が受けられない懸念が一層強まっている。命を守る最前線の現場で何が起きているのか。

 10日夜、東京都内の静かな住宅街に、1台のスポーツタイプ多目的車(SUV)が止まった。往診を請け負う会社「ファストドクター」共同代表の菊池亮医師が、トランクにぎっしり詰め込まれた医療器具を降ろし、往診先の家の前で防護服に身を包んだ。

 同社は11の医療機関と連携し、夜間や休日の往診のほか、24時間態勢でオンライン診療にも取り組んでいる。新型コロナの感染拡大で自治体からの依頼が殺到。休日には1000件以上の相談を受ける日もあるなど、昼夜を問わずフル稼働している。

 菊池医師が保健所からの依頼で向かったのは、60代後半の女性宅…

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