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アフガン政権崩壊

イスラム主義組織タリバンが2021年8月15日、首都カブールを制圧し、勝利宣言。ガニ政権が崩壊しました。

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アフガン「惨めな歴史が戻った。故郷が泣いている」在日難民女性

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母国を案じる在日アフガン難民のロヤ・アジミさん=名古屋市中村区で2021年8月18日午後3時32分、酒井志帆撮影
母国を案じる在日アフガン難民のロヤ・アジミさん=名古屋市中村区で2021年8月18日午後3時32分、酒井志帆撮影

 アフガニスタンでイスラム主義組織タリバンが復権したことを受け、日本で暮らすアフガン難民からも、母国に残る家族や友人らの身を案じる声が上がっている。名古屋市在住のロヤ・アジミさん(27)が18日、取材に応じ「これ以上犠牲者が出ないことを願っている」と胸の内を明かした。

 ロヤさんはアフガン内戦で父を亡くし、自らも4歳の時に地雷の爆発で両足の指を失った。同市のNPO法人「セーブアフガンチルドレンの会」の支援で2005年に来日。治療を受けつつ小学校に通い、日本の文化や言葉を学んだ。歩けるようになりいったん帰国したが、14年に留学で再来日し、その後、難民認定を受けた。今は仕事の傍ら、自身の体験を本にまとめるため執筆を続けている。

 「惨めな歴史が戻ってきた。つらく、悔しい。私の故郷が泣いている」。タリバン復権にロヤさんは表情をこわ張らせた。01年の政権崩壊までの記憶が鮮明によみがえる。1人で買い物をしたり、服装からわずかに素肌が見えたりした女性が、街なかで激しい暴力を受ける光景。無理やり結婚させられる人もおり、女性の教育や就職も認められていなかった。

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【アフガン政権崩壊】

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