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新型コロナ 「五輪是非」踏み込めず 議員から「不健全な圧力」 専門家有志、提言巡り

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新型コロナウイルス感染症対策本部の会合後の記者会見を終え、会見室を出る菅義偉首相(左)と新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長=首相官邸で2021年8月17日午後10時3分、竹内幹撮影
新型コロナウイルス感染症対策本部の会合後の記者会見を終え、会見室を出る菅義偉首相(左)と新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長=首相官邸で2021年8月17日午後10時3分、竹内幹撮影

 東京オリンピック・パラリンピック開催に関し、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため「待った」をかけようとした専門家有志は、政府・与党からの「圧力」にさらされた。感染症の専門家としての立場を貫こうとする一方、開催に突き進む政府側と乖離(かいり)した提言をとりまとめれば国民の混乱を招きかねないとのジレンマもあった。「政治と科学」の溝は埋まるのか。【原田啓之、金秀蓮】

 「ルビコン川を渡りますが、深そうですよ」。政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」の尾身茂会長(72)ら、専門家有志が五輪についての提言づくりを進めていた今年5月。東京都内で開かれた専門家だけの会合で、メンバーの一人がつぶやいた。「(政府は)五輪に触れてほしくないようだ」。尾身氏もこの時期、渋い表情でメンバーに話したことがある。

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