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「9.11」後の20年 米同時多発テロ20年

米同時多発テロから20年。特集記事や写真・動画で振り返ります。

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「9・11」後の20年

タリバン復権の衝撃 アフガン米撤収 混乱に揺れる周辺国

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アフガニスタンとの国境を守るウズベキスタンの警備担当者=同国南部アイリトムで2021年8月15日、ロイター
アフガニスタンとの国境を守るウズベキスタンの警備担当者=同国南部アイリトムで2021年8月15日、ロイター

支援表明のイラン、難民増警戒

中央アジア、過激派流入恐れる

 イスラム主義組織のタリバンが復権したアフガニスタンの情勢は、周辺地域を揺るがしている。米国の影響力がそがれたことを歓迎する声が出る一方で、アフガン難民の流入を警戒する動きが相次ぐ。隣り合わせる国々は、異なる思惑を抱えながら対応に追われている。

 米軍の撤収に伴うタリバンの実権掌握を前向きに捉えているのは、西隣にある地域大国のイランだ。アフガンでガニ政権が崩壊した直後の16日、ライシ大統領は「イランは隣国かつ兄弟国としてアフガン安定の努力を支援し、アフガンの全勢力に(新政権樹立の)合意達成を呼びかける」と表明。8月に就任したライシ師は反米保守強硬派の立場から「米国の軍事的敗北とその撤退はアフガンに永続的な平和を打ち立てる機会になる」とも論…

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