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久保浩昭さん=北方領土施設の文化財登録に尽力

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久保浩昭さん=本間浩昭撮影
久保浩昭さん=本間浩昭撮影

久保浩昭(くぼ・ひろあき)さん(53)

 北方領土の国後島を望む北海道根室市西浜町の海岸線に、鉄筋コンクリートの外壁が朽ちた四角い建物がある。終戦直後まで国後島と根室を結んだ電信線の中継施設「陸揚庫(りくあげこ)」だ。名称は「根室国後間海底電信線陸揚施設」。20年以上保存に尽力したこの建物が、7月の国の文化審議会の答申で秋にも登録有形文化財になる見通しとなった。

 「何だろう」。高校2年の夏、自転車で散策中に目に留まった。調べると、約38キロ北の国後島南端ケラムイ岬とつながっていた海底ケーブル(太さ約7センチ)の陸揚げ施設と分かった。逓信省(現・総務省)が日露戦争に備え全国に張り巡らせた電信網の一部で、1935年以前に建造されたとみられる。

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