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水素や都市鉱山活用…「環境五輪」は成功した? 本気度に疑問符も

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競技終了後、金メダルを手にカメラの前に立つ大橋悠依選手(中央)。今大会のメダルは「都市鉱山」から作られた=東京アクアティクスセンターで2021年8月1日、梅村直承撮影
競技終了後、金メダルを手にカメラの前に立つ大橋悠依選手(中央)。今大会のメダルは「都市鉱山」から作られた=東京アクアティクスセンターで2021年8月1日、梅村直承撮影

 8日に閉幕した東京オリンピックが掲げた大きなテーマに「環境」があった。世界的に深刻化する気候変動問題への危機感を背景に「脱炭素」が呼びかけられる中、東京五輪では燃焼時に温室効果ガスを出さない水素で聖火をともすなど、スポンサー企業もさまざまな取り組みで協力した。一方で大量の弁当廃棄などのトラブルもあり、環境対策の「本気度」に疑問符を付ける専門家も。「環境五輪」は成功したのか。

 「過去の大会に比べ、二酸化炭素(CO2)排出量は最も低くなるのではないか」。大会の最高位スポンサー「ワールドワイドパートナー」を務めるトヨタ自動車の伊藤正章オリンピック・パラリンピック部部長は、こう胸を張る。同社は選手村や競技会場で選手や大会関係者が移動に用いる公用車3340台を提供。そのうち、475台は水素で走るため走行時にCO2を出さない燃料電池車(FCV)「ミライ」だった。他にも電気自動車(EV)やハイブリッド車も含め、供給車全体の9割を電動車が占めた。

 五輪史をたどると、…

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