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アフガン政権崩壊

イスラム主義組織タリバンが2021年8月15日、首都カブールを制圧し、勝利宣言。ガニ政権が崩壊しました。

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米国人の退避完了まで米軍がアフガン駐留、撤収期限先延ばしも

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バイデン米大統領=ワシントンで2021年8月18日、AP
バイデン米大統領=ワシントンで2021年8月18日、AP

 バイデン米大統領は18日、米ABCニュースのインタビューで、アフガニスタンからの出国を希望する米国民の退避が完了するまで、米軍の駐留を続ける考えを示した。退避が難航すれば、8月末までの米軍撤収期限を先延ばしする可能性が出てきた。アフガンではイスラム主義組織タリバンが実権を掌握した後、出国希望者の退避を巡る混乱が続いており、従来の撤収計画の修正を余儀なくされた形だ。

 米メディアによると、アフガンには米国人の帰国希望者が1万数千人残っている。バイデン氏は、退避希望者が殺到する首都カブールの空港の混乱について「混乱を起こさずに事態に対処できたとは思えない。どうやったら、そんなことができたというのか。タリバンがどう対応するのかも分からなかった」と反論した。

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