戦後76年

海外の戦没者慰霊碑、身近に フィリピン・ルソン島巡るガイド本 静岡の山上貴広さん作成 /東京

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戦争で亡くなった人の慰霊碑を巡るガイドブック「戦没者慰霊碑巡りフィリピン・ルソン島」を作成した山上貴広さん=山上さん提供
戦争で亡くなった人の慰霊碑を巡るガイドブック「戦没者慰霊碑巡りフィリピン・ルソン島」を作成した山上貴広さん=山上さん提供

現地訪れ、ありのままの姿紹介

 東南アジアを中心に戦没者慰霊碑を巡っている山上貴広さん(29)が、太平洋戦争の激戦地・フィリピンの戦跡や慰霊碑の情報をまとめたガイドブック「戦没者慰霊碑巡り フィリピン・ルソン島」を作成した。実際に足を運んだ10州50項目を写真とともに紹介し、初めて訪問する人もたどり着けるように地図や交通手段を記載した。アクセスがいい場所ばかりではないが、山上さんは「現地を訪れるハードルを下げられたら」と話している。【椋田佳代】

 静岡県に住む山上さんが初めて海外の戦没者慰霊碑を訪問したのは2014年。台風の被害を受けたフィリピン・レイテ島の被災地でボランティアをした際、偶然思い立って仲間と見に行くことにした。激戦地として知られる地名は幾つか聞いたことはあったものの、慰霊碑を目の前にし、遠い過去の出来事と捉えていた戦争が急に身近に感じられたという。

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