環境に配慮した珈琲染め衣類、商品化 廃材はキノコ栽培に活用

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珈琲染めのTシャツとジーンズ。ジーンズは染色した右側が使い込んだような風合いに仕上がっている=東大阪市西石切町6で2021年6月24日午後3時28分、長崎薫撮影
珈琲染めのTシャツとジーンズ。ジーンズは染色した右側が使い込んだような風合いに仕上がっている=東大阪市西石切町6で2021年6月24日午後3時28分、長崎薫撮影

 クリーニングや染色に携わる大阪府東大阪市西石切町6の繊維加工業「福井プレス」が地元のコーヒー焙煎(ばいせん)工場と協力し、コーヒー豆の薄皮の燃え殻「チャフ」を使った「珈琲(コーヒー)染め」に取り組んでいる。廃棄物を有効活用して排出しない「ゼロエミッション」の一環。既に大手アパレルメーカーから同社が手掛けた衣類が発売されるなど、注目が高まっている。さらに、染色に使用した後の廃材も再利用し、キノコ栽培の菌床として活用する研究も進んでいる。

 同社は1938年にクリーニング工場として創業。3代目の福井伸社長(47)は、2000年に染料販売会社に入社して経験を積んだ。03年に退職してクリーニング業を引き継ぎ、10年に染色サービス「染め直し屋」を開始したが「大量の水を使用し廃棄する染色業は、特に環境に配慮しなければいけない」と考えていた。

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