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紀伊半島豪雨10年

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紀伊半島豪雨10年

明治期の大水害、吉野郡水災誌 永井書林・松山さん、現代語訳出版 十津川 /奈良

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「読み継いでもらいたい」

 1889(明治22)年8月、十津川村で168人が死亡し、村民が北海道に集団移住するきっかけとなった「十津川大水害」を記録した明治の水災誌が今春、130年の時を経て現代によみがえった―。永井書林(同村)の松山京(きょう)代表(56)が現代語訳を手掛け、出版した。村は間もなく、死者・行方不明者13人を出した紀伊半島豪雨(2011年)から10年を迎える。【田中なつみ】

 「現代語訳 吉野郡水災誌 十津川村編」(446ページ、税別4500円)で、原本は宇智吉野郡(当時)が編さんし、被災2年後の1891年に発表された「吉野郡水災誌」(全11巻)の十津川編。当時の様子を伝える貴重な史料として知られてきたが、古い文体の「擬古文」で書かれているため、現在は専門家を除き読める人がほとんどいないという。

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