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バイデン政権2021

第46代米大統領となったバイデン氏。分断された国内や不安定化する国際情勢にどう対応するのでしょうか。

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エマニュエル次期駐日大使の「突破力に期待」 慶大・中山俊宏教授

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次期駐日大使に指名されたラーム・エマニュエル前シカゴ市長=米シカゴで2017年1月15日、AP
次期駐日大使に指名されたラーム・エマニュエル前シカゴ市長=米シカゴで2017年1月15日、AP

 米国で数ある大使ポストのうち、駐日大使は最重要ポストの一つと言える。かつてはモンデール元副大統領(大使在任は1993~96年)、フォーリー元下院議長(同97~2001年)など大物政治家が任命された時期があった。近年は「大統領に直接電話できる」と例えられるように、大統領個人との深い信頼関係が重視された人事が目立つ。オバマ元大統領の広島訪問に尽力したケネディ元大使(同13~17年)はその象徴だろう。

 今回指名されたエマニュエル前シカゴ市長は、双方の要素が混ざったような人選だ。

 政界の「大物」と呼ぶかは見方が分かれるだろうが、若くして民主党下院ナンバー4の座に就き、オバマ政権では当時の最重要政策だったオバマケア(医療保険制度改革法)成立時の首席補佐官だった。米国第3の都市シカゴの市長は、ニューヨーク、ロサンゼルスと並び、大きな責務を伴う仕事だ。ジュリアーニ元ニューヨーク市長は、次のステップとして大統領職さえも狙った。

 エマニュエル氏は、政権中枢で共にオバマ氏を支えたバイデン氏とも近い。ただ、…

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【バイデン政権2021】

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