小此木氏、菅政権への不満受け失速 誤算も重なり 横浜市長選

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
敗戦の弁を述べる小此木八郎氏=横浜市中区で2021年8月22日午後8時21分、前田梨里子撮影
敗戦の弁を述べる小此木八郎氏=横浜市中区で2021年8月22日午後8時21分、前田梨里子撮影

 22日投開票の横浜市長選で山中竹春氏(48)に敗れた前国家公安委員長の小此木八郎氏(56)。全面支援を表明した菅義偉首相や政権への不満を受ける形で失速した。

 選挙戦は、市が進めるカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致の是非が争点の一つに。小此木氏は、IR誘致への反対が根強い空気を感じ取り、反対を掲げて立候補した。告示前、陣営関係者は「IR誘致に反対すれば最大の争点は消える」と楽観していた。

 だが、誤算が重なった。まずは「ハマのドン」と呼ばれる地元経済界の重鎮、藤木幸夫氏(91)が山中氏の選対会議の名誉議長に就任したことだ。小此木氏、菅氏とも旧知の仲だがIR誘致には反対の立場。菅氏が後ろ盾となっていた現職の林文子氏(75)が誘致を進めたことで、結果的に山中氏側に回ったとみられる。

この記事は有料記事です。

残り183文字(全文527文字)

あわせて読みたい

ニュース特集