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ゆったり九州山口

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名産品編 山口・下関の老舗和菓子店「松琴堂」 「ゆきごろも」「阿王雪」 /福岡

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「松琴堂」の「ゆきごろも」(右)と「阿王雪」
「松琴堂」の「ゆきごろも」(右)と「阿王雪」

一子相伝、上品な甘み、不思議な食感

 上品な甘みに、まぶしてあるゴマがほんのり香る。外側はサクッとして中はふんわり。不思議な食感がやみつきになる。山口県下関市で昔から愛されている老舗和菓子店「松琴堂(しょうきんどう)」(同市南部町)の「ゆきごろも」だ。

 1866(慶応2)年に創業し、現在7代目の西原由実さん(58)が店を支える。看板商品はメレンゲのように真っ白で独特な味わいの銘菓「阿王雪(あわゆき)」。「口の中で消え行く感じが春の淡雪を思わせ、菓子の中でも冠たるもの」。初代内閣総理大臣の伊藤博文がそう語り阿王雪と命名したといわれる。創業以来155年間、ほとんど変わらない一子相伝の和菓子。そんな阿王雪に新しい食感と味を加えたのが「ゆきごろも」だ…

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