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股裂き山口3区 林芳正氏と河村建夫氏、公認争い過熱 文書で応酬

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山口県議会の柳居俊学議長が出した文書(左)と、河村建夫氏が反論のために出した文書=2021年8月22日午後4時48分、林大樹撮影
山口県議会の柳居俊学議長が出した文書(左)と、河村建夫氏が反論のために出した文書=2021年8月22日午後4時48分、林大樹撮影

 自民党の林芳正元文部科学相(60)がくら替え立候補を表明し、同党現職の河村建夫元官房長官(78)との保守分裂選挙の可能性が高まっている衆院山口3区で、党公認を巡る両陣営の動きが激しさを増している。党山口県連幹部が林氏支援へ協力を求める文書を出せば、河村氏側も文書で反論。双方が歩み寄る状況にはなく、支援者には困惑も広がる。

 「秋の衆院選へ全力で準備を加速していく」。16日、林氏は3区内の同県山陽小野田市で開いた記者会見で語った。この日、約26年務めた参院議員を辞職して退路を断った林氏。河村氏との争いには「自分の政策を訴え、支援の輪を広げることに尽きる」とした。一方の河村氏も、同日発表したコメントで「党の要請に基づかないくら替えのための議員辞職は党のルールに反したものだ。いずれにしても党議席を死守するために戦い抜く」などと対決姿勢を鮮明にした。

 林氏がくら替え出馬を表明した7月15日以降、両陣営による自民支持層へのアピールは過熱の一途をたどる。党県連の地域支部長らに届いた、7月26日付の文書がその象徴だ。差出人は、林氏のくら替えを後押しする柳居俊学・県議会議長。文書には、自身を含む県連幹部でつくる七役会議で、林氏について「党本部に公認申請候補者と決定するよう全力を挙げて取り組む」ことなどを申し合わせたと記されていた。

 県連幹部の多くは、河村氏より若く、党総裁選に立候補した経験がある林氏を、安倍晋三前首相=山口4区=に続く首相候補として期待する。ただ…

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