特集

アフガン政権崩壊

イスラム主義組織タリバンが2021年8月15日、首都カブールを制圧し、勝利宣言。ガニ政権が崩壊しました。

特集一覧

初の外国人退避活動実施へ アフガン自衛隊機派遣、出発

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
首相官邸=本社ヘリから
首相官邸=本社ヘリから

 岸信夫防衛相は23日、イスラム主義組織タリバンが実権を掌握したアフガニスタンに残る邦人らを退避させるため、自衛隊機3機の派遣を命令した。まず航空自衛隊の最新鋭国産輸送機C2が同日夕、埼玉県の入間基地から離陸。24日にはC130輸送機2機が日本を出発し、早ければ週内にも現地で活動を始める。在留邦人はごく少数のため、日本大使館の外国人スタッフやその家族を中心に輸送する想定で、初めて外国人を対象に含めた退避任務となる見通しだ。

 政府は派遣命令に先立つ国家安全保障会議(議長・菅義偉首相)で、緊急時の在外邦人や外国人の輸送を定める自衛隊法84条の4に基づき、派遣を正式に決定した。邦人退避を目的とする自衛隊機の海外派遣は2016年の南スーダン以来で、通算5回目。

この記事は有料記事です。

残り634文字(全文964文字)

【アフガン政権崩壊】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月

ニュース特集